2012年06月18日 21:06
天井を見れば至るところに蜘蛛の巣(家主付き)だらけ。
床を見れば猫だらけ。
宙をあおげば何故か亀・・・
亀だけは暖かいランプに照らされふかふかのおがくずの上だった。
こいつが一番いい環境だ。
そんな中、ぽつんと女の子が一人・・・
当時、岡本さんはヨーロッパ公演の最中で、留守番をしていた人、
それがまさに「飯田美千香」氏だった。
飯田美千香さんは岡本芳一氏の愛弟子で、
なんとその「どんどろハウス」で暮らしていた。
すっかり都会(神奈川が都会?ってツッコミは無しで)生活に慣れた
私には、女の子がこんなとこで生活なんてのは
ほんと信じられない・・・そんな場所だったんですね。
そして、その飯田美千香さんと同時上演するという事もその時わかった。
いろいろ話していると、なんだか自分と共通する事も多々ある。
私は津軽で三味線に出会い、衝撃と共にすぐに三味線を始める。
彼女は鹿児島で普通に暮らしていたが、TVで岡本氏を知り、
衝撃と共に何かを掴み単身入門。
そんな出会いの瞬間も近く、いわば二人とも「修行の身」。
二人ともこれから未来に向けての希望、不安、葛藤が共通項として
共感できたんじゃないかななんて、今は思う。
普通なら「将来、岡本芳一氏と共演したい」と思うところ。
でも自分は違って、
「あ、将来この人(飯田氏)と一緒に何かを作るのだろうな」
なんていう予感があった。
「何かを作りたい」
では無く
もう既に決まっている事かの様な不思議な感覚だった。
続く・・・
床を見れば猫だらけ。
宙をあおげば何故か亀・・・
亀だけは暖かいランプに照らされふかふかのおがくずの上だった。
こいつが一番いい環境だ。
そんな中、ぽつんと女の子が一人・・・
当時、岡本さんはヨーロッパ公演の最中で、留守番をしていた人、
それがまさに「飯田美千香」氏だった。
飯田美千香さんは岡本芳一氏の愛弟子で、
なんとその「どんどろハウス」で暮らしていた。
すっかり都会(神奈川が都会?ってツッコミは無しで)生活に慣れた
私には、女の子がこんなとこで生活なんてのは
ほんと信じられない・・・そんな場所だったんですね。
そして、その飯田美千香さんと同時上演するという事もその時わかった。
いろいろ話していると、なんだか自分と共通する事も多々ある。
私は津軽で三味線に出会い、衝撃と共にすぐに三味線を始める。
彼女は鹿児島で普通に暮らしていたが、TVで岡本氏を知り、
衝撃と共に何かを掴み単身入門。
そんな出会いの瞬間も近く、いわば二人とも「修行の身」。
二人ともこれから未来に向けての希望、不安、葛藤が共通項として
共感できたんじゃないかななんて、今は思う。
普通なら「将来、岡本芳一氏と共演したい」と思うところ。
でも自分は違って、
「あ、将来この人(飯田氏)と一緒に何かを作るのだろうな」
なんていう予感があった。
「何かを作りたい」
では無く
もう既に決まっている事かの様な不思議な感覚だった。
続く・・・
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